尿素SCR系警告の原因と点検ポイント
考えられる原因と、現場で確認する順番の目安です。
考えられる原因
- 尿素水(AdBlue)の残量不足
- 規格外・希釈された尿素水の使用
- ドージングバルブ・配管の結晶による詰まり
- NOxセンサの劣化
- 尿素ポンプの圧力不足
- SCR触媒の劣化
- 寒冷地での凍結、配管ヒーターの不良
- 警告を放置すると出力制限・始動制限がかかる車種がある
点検・確認すること
- まず尿素水の残量を確認する。単なる補充忘れのことも多い
- 屈折計で濃度を測る(規格は約32.5%)。水で薄められていないか確認する
- タンク内の濁り・異物・異臭を確認する
- DTCを読み、P20EE・P207F・P204Fなどどのコードが出ているか確認する
- ドージングバルブ先端の白い結晶を確認する
- 前後NOxセンサの値を比べる
- 尿素ライン圧力と噴射テストを実施する
- 出力制限までの猶予距離が表示される車種では、顧客にその旨と期限を伝える
詳しい点検の手引き
この症状で出ることがある故障コード
ほかの症状から調べる
このページは現場での点検の進め方をまとめた参考情報です。数値や手順は車種・年式で異なるため、作業前に必ず整備要領書・メーカー資料で確認してください。
最終更新: 2026-11-02