メカノAI 整備メモ

尿素SCR系統点検の手引き

準備するもの、点検の手順、判定の目安、作業時の注意の順にまとめています。

準備するもの

点検の手順

  1. 尿素水の残量と品質を確認: 濃度計で32.5%前後か測定(規格外・希釈・古い在庫が最多原因)
  2. 疑わしければタンクの尿素水を規格品に入れ替え → 学習リセット → 再発確認
  3. 尿素配管・インジェクタ周りの白い結晶(析出)を目視点検
  4. 診断機で尿素ポンプの圧力データとドージング(噴射)テストを実施
  5. NOxセンサのデータを前後で比較(触媒前後で値が変わらなければ触媒orセンサ劣化)
  6. DCU(ドージングコントロールユニット)の通信・電源を確認

判定の目安

作業時の注意

  • 警告を放置するとエンジン再始動制限(始動不可)に入る車両あり。早期対応必須
  • 尿素水は金属を腐食させる。こぼしたら水で洗い流す

この手引きを使う症状

関連する故障コード

このページは現場での点検の進め方をまとめた参考情報です。数値や手順は車種・年式で異なるため、作業前に必ず整備要領書・メーカー資料で確認してください。

最終更新: 2026-11-02