P207F 尿素水品質異常
系統: SAE共通拡張(燃料・後処理系が多い)。考えられる原因と、確認する順番の目安です。
考えられる原因
- 規格外の尿素水、または水で希釈された尿素水
- 尿素水に水や軽油が誤って入れられた
- 長期保管・高温による尿素水の変質
- NOxセンサの誤検出
- SCRシステム側の噴射不良で、品質異常と判定されている
点検・確認すること
- 屈折計で濃度を測る(規格は約32.5%)。これが一番確実な切り分け
- タンク内の液体の臭い・色を確認する。軽油混入は臭いで分かる
- 混入が疑われる場合はタンクを空にして洗浄し、規格品を入れる
- 入れ替え後にコードを消去し、一定距離を走って再発するか確認する
- 再発するならNOxセンサ・噴射系を点検する
- 顧客に対して、補充する尿素水は規格品(AdBlue等)を使い、水で薄めないことを説明する
詳しい点検の手引き
関連する症状
同じ系統の故障コード
このページは現場での点検の進め方をまとめた参考情報です。数値や手順は車種・年式で異なるため、作業前に必ず整備要領書・メーカー資料で確認してください。
最終更新: 2026-11-02