P2002 DPF/DPR/DPD 捕集効率低下(バンク1)
系統: SAE共通拡張(燃料・後処理系が多い)。考えられる原因と、確認する順番の目安です。
考えられる原因
- DPF本体の溶損・担体の割れ
- 灰分(アッシュ)の蓄積で再生しても差圧が下がらない
- 差圧センサ・配管の詰まりによる誤検出
- 強制再生の繰り返しによる担体のダメージ
- エンジン側の不調(インジェクタ・EGR)で煤が過剰に出ている
- 【大型】走行距離が延びた車両では灰分蓄積が主因になることが多い
点検・確認すること
- アイドルと空ぶかし時の差圧をデータモニタで記録する
- 差圧センサの配管を外して煤詰まりを確認し、清掃してから再測定する
- 強制再生を実施し、再生後に差圧が下がるか確認する。下がらなければ灰分蓄積か担体異常
- DPFを取り外して担体を目視する。溶損・割れ・穴がないか見る
- 走行距離と再生履歴から、洗浄で戻るか交換かを判断する
- 煤が早く溜まる原因(インジェクタ・EGR・過給)を併せて診断する
- DPFは高額部品なので、交換の前に必ず上流の原因を潰す
詳しい点検の手引き
関連する症状
同じ系統の故障コード
このページは現場での点検の進め方をまとめた参考情報です。数値や手順は車種・年式で異なるため、作業前に必ず整備要領書・メーカー資料で確認してください。
最終更新: 2026-11-02