DPF/DPD/DPR点検の手引き
準備するもの、点検の手順、判定の目安、作業時の注意の順にまとめています。
準備するもの
- 診断機(差圧・再生履歴・灰分量)
- 差圧配管清掃用エアブロー
点検の手順
- 診断機で再生履歴を確認: 再生インターバル(前回からの距離)が短くなっていないか
- 差圧データを確認: IG ON(エンジン停止)でほぼ0か → 0でなければセンサ/配管異常
- アイドルとレーシング(2000-3000rpm)で差圧の動きを確認
- 差圧配管を外して煤詰まりをエアブローで清掃(センサ側に吹き込まない)
- 強制再生を実施 → 再生完了後の差圧が下がるか確認
- 再生しても差圧が高いまま: 灰分(アッシュ)蓄積量を確認 → 規定超なら洗浄or交換
- 再生インターバルが短い根本原因を診断: インジェクタ劣化・EGR過多・エアクリ詰まり・オイル消費
判定の目安
- IG ON時差圧: ほぼ0kPaが正常
- 再生直後のアイドル差圧が下がりきらない場合は灰分満杯を疑う
作業時の注意
- 強制再生中は排気が高温(600℃級)。可燃物のない場所で実施し、車両から離れない
- オイルがDPF再生で希釈されるため、再生頻発車はオイル量が増えていないか必ず確認
この手引きを使う症状
関連する故障コード
このページは現場での点検の進め方をまとめた参考情報です。数値や手順は車種・年式で異なるため、作業前に必ず整備要領書・メーカー資料で確認してください。
最終更新: 2026-11-02