白煙の原因と点検ポイント
考えられる原因と、現場で確認する順番の目安です。
考えられる原因
- オイル下がり(バルブステムシール劣化)・オイル上がり(ピストンリング摩耗)
- ヘッドガスケット抜けによる冷却水の燃焼室混入(甘い臭いが出る)
- インジェクタの後垂れ・噴射時期の狂い(ディーゼル)
- ターボのオイルシール抜けによる吸い込み
- 冷間時のみなら結露の水蒸気で、故障でないこともある
- 【大型】DPFの再生直後に一時的に出る白煙は正常なことがある
点検・確認すること
- まず煙の臭いで切り分ける。オイル臭・燃料臭・甘い臭いで原因の系統が変わる
- 冷間始動直後だけか、暖機後も続くかを確認する。暖機後に消えるなら結露の可能性が高い
- 冷却水の減りとリザーブタンクの油膜、オイルの乳化を確認する
- オイルレベルの増減を見る。増えていれば燃料希釈、減っていれば燃焼を疑う
- ブローバイの量をオイルフィラーキャップを開けて確認する
- ディーゼルはインジェクタのリターン量を測り、特定気筒の戻り過多を探す
- ターボ出口の配管にオイル溜まりがないか確認する
詳しい点検の手引き
ほかの症状から調べる
このページは現場での点検の進め方をまとめた参考情報です。数値や手順は車種・年式で異なるため、作業前に必ず整備要領書・メーカー資料で確認してください。
最終更新: 2026-11-02