オーバーヒート・水温異常の原因と点検ポイント
考えられる原因と、現場で確認する順番の目安です。
考えられる原因
- 冷却水の不足・漏れ
- 電動ファン・ファンカップリングの不良
- サーモスタットの閉じ固着
- ラジエーターの目詰まり(外側のゴミ・内側のスケール)
- ウォーターポンプの羽根腐食・ベルト滑り
- ヘッドガスケット抜けによる燃焼ガスの混入
- ラジエーターキャップの劣化で規定圧が保てない
点検・確認すること
- 冷却水の量とリザーブタンクの状態を確認する。油膜・濁りがあればガスケット抜けを疑う
- ラジエーターのフィンの詰まり・変形を目視する
- アイドリングで水温を上げ、電動ファンが規定温度で回るか確認する
- アッパーホースとロアホースの温度差を見て、サーモスタットが開いているか判断する
- ラジエーターキャップのパッキンと圧力を確認する
- 加圧テストで漏れ箇所を探す
- 排気ガスが冷却水に混入していないか、専用のテスターで確認する
- オーバーヒートさせたままの走行はエンジンを壊すので、その場で停止するよう伝える
詳しい点検の手引き
この症状で出ることがある故障コード
ほかの症状から調べる
このページは現場での点検の進め方をまとめた参考情報です。数値や手順は車種・年式で異なるため、作業前に必ず整備要領書・メーカー資料で確認してください。
最終更新: 2026-11-02