オーバーヒート・冷却系点検の手引き
準備するもの、点検の手順、判定の目安、作業時の注意の順にまとめています。
準備するもの
- ラジエータキャップテスター(加圧テスタ)
- 排気ガス検知液(CO2リークテスタ)
- 赤外線温度計
点検の手順
- 冷間時にリザーブとラジエータ本体の水量を確認(リザーブ満タンでも本体が空のことあり)
- 加圧テスト(規定圧で保持): ホース・ラジエータ・W/P・ヒーターコアの漏れ箇所を特定
- 外部漏れ無しで減る場合: 排気ガス検知液でヘッドガスケット抜けを確認
- サーモスタット: 暖機中にラジエータアッパーホースの温度変化を確認(開くまで冷たい→開いたら一気に熱く)
- 電動ファン: 水温上昇またはエアコンONで回るか確認
- ウォーターポンプ: 小穴(ウィープホール)からの漏れ跡・プーリーのガタを点検
判定の目安
- 加圧テスト: 規定圧で5分保持できれば外部漏れなし
- 検知液の変色=燃焼ガス混入=ガスケット抜け確定
作業時の注意
- 熱い状態でラジエータキャップを絶対に開けない(火傷)
- エア抜き不足は再オーバーヒートの元。エア抜きバルブのある車種は必ず使う
この手引きを使う症状
関連する故障コード
このページは現場での点検の進め方をまとめた参考情報です。数値や手順は車種・年式で異なるため、作業前に必ず整備要領書・メーカー資料で確認してください。
最終更新: 2026-11-02