ブレーキ鳴きの原因と点検ポイント
考えられる原因と、現場で確認する順番の目安です。
考えられる原因
- パッドの摩耗限界・偏摩耗
- パッド面のグレーズ(硬化・テカリ)やブレーキダストの付着
- シム・鳴き止めグリスの切れ、シムの脱落
- ローター表面の段付き・錆・偏摩耗
- キャリパースライドピンの固着による引きずり
- 朝一番の錆による鳴きで、数回の制動で消えるなら故障ではない
- パッドの材質(低ダスト品などは鳴きやすい傾向)
点検・確認すること
- まずパッド残量を測る。摩耗限界のインジケーターが当たっていないか確認する
- 鳴くのがいつかを聞き取る(朝一だけ・常時・低速時・強く踏んだ時)
- ローター表面の段付きと錆、パッドの当たり面を目視する
- パッドを外し、面取りと背面のグリス切れを確認する
- スライドピンの動きを確認し、固着していれば清掃してグリスを入れ直す
- ピストンの戻りを確認する(引きずりがあればローターが異常に熱い)
- 鳴き止め処置をしても、残量が少なければ交換が先と伝える
ほかの症状から調べる
このページは現場での点検の進め方をまとめた参考情報です。数値や手順は車種・年式で異なるため、作業前に必ず整備要領書・メーカー資料で確認してください。
最終更新: 2026-11-02