異音の特定手順(共通)
準備するもの、点検の手順、判定の目安、作業時の注意の順にまとめています。
準備するもの
- 聴診棒(サウンドスコープ)
- リフト
- (あれば)振動・騒音アプリ
点検の手順
- 問診で発生条件を絞る: 冷間/温間・走行/停止・回転連動/車速連動・段差/旋回時か
- 回転連動(空ぶかしで変化)→ エンジン・補機系: ベルトを外して消えるか確認(ベルト駆動系の切り分け)
- 車速連動(ニュートラル惰行でも鳴る)→ ハブ・デフ・ペラ・タイヤ系
- 段差で鳴る → 足回り: 揺すり点検でスタビリンク・ブッシュ・ショック・マフラーハンガーを順に確認
- 発生源は聴診棒で特定(回転体には触れない位置で当てる)
- 再現できない音は同乗試運転で「いつ・どこから・どんな音」をその場で記録
判定の目安
- ベルト外しで消音→ベルト駆動補機(W/P・オルタ・コンプレッサ・テンショナー)のベアリング
- 旋回で変化→ハブベアリング(荷重の掛かる側が鳴る)
作業時の注意
- 回転部に聴診棒・指・衣服を近づけすぎない
- ベルトを外してのエンジン稼働は短時間で(W/P停止=オーバーヒート注意)
この手引きを使う症状
このページは現場での点検の進め方をまとめた参考情報です。数値や手順は車種・年式で異なるため、作業前に必ず整備要領書・メーカー資料で確認してください。
最終更新: 2026-11-02