失火診断の手引き
準備するもの、点検の手順、判定の目安、作業時の注意の順にまとめています。
準備するもの
- 診断機
- プラグレンチ
- テスター
- (あれば)圧縮計・リークダウンテスタ
点検の手順
- 診断機で失火カウントを確認し、気筒を特定する(全気筒ランダムか特定気筒か)
- 特定気筒なら: その気筒のコイルとプラグを隣の気筒と入れ替える
- 再始動して失火カウントを確認 → 失火が移動すればコイル/プラグが原因
- 移動しなければ: インジェクタの作動音・抵抗値を点検(入れ替え可能なら同様に入れ替え)
- それでも残れば: 圧縮測定・リークダウンテストで機械的要因(バルブ・リング・ガスケット)を確認
- 全気筒ランダムなら: 燃圧・吸気漏れ・EGR密着不良・燃料品質を先に疑う
判定の目安
- 圧縮: 気筒間のバラツキ10%以内が目安
- プラグギャップ・電極の摩耗、碍子のくすぶり跡を目視
作業時の注意
- HV車は整備モードに入れてから作業(勝手にエンジン始動するため)
- コイル抜き作業はエンジン冷間時に
この手引きを使う症状
関連する故障コード
このページは現場での点検の進め方をまとめた参考情報です。数値や手順は車種・年式で異なるため、作業前に必ず整備要領書・メーカー資料で確認してください。
最終更新: 2026-11-02