AT/CVT/AMT点検の手引き
準備するもの、点検の手順、判定の目安、作業時の注意の順にまとめています。
準備するもの
- 診断機(TM系データ・学習値)
- フルードレベルゲージ・点検用具(車種別)
点検の手順
- まずTM系のDTCを読む(P0700だけならTM側に詳細コードあり)
- フルードの量・色・臭いを確認: 黒い/焦げ臭い=クラッチ材摩耗が進行
- 診断機でフルード温度・ソレノイド作動・クラッチ学習値を確認
- AMT(DUONIC/ESCOT等): クラッチ摩耗学習値が限度に近くないか確認 → 学習リセット+再学習を実施
- 発進ジャダー: マウント劣化との切り分け(ジャダーはクラッチ系、ブルブル振動はマウント系が多い)
- 改善しない場合: フルード交換は『改善する場合と悪化させる場合』があるため、過走行・無交換車はユーザーに説明してから実施
判定の目安
- フルード: 赤透明〜薄茶=正常、黒+焦げ臭=要注意
- 学習リセット後に症状が変わる→クラッチ/制御系で確定的
作業時の注意
- CVT/AMTフルードは必ず指定銘柄(違うと即不調)
- レベル確認は規定温度で(温度条件を守らないと誤判定)
この手引きを使う症状
関連する故障コード
このページは現場での点検の進め方をまとめた参考情報です。数値や手順は車種・年式で異なるため、作業前に必ず整備要領書・メーカー資料で確認してください。
最終更新: 2026-11-02