U0073 CANバス通信オフ
系統: ネットワーク系(CAN通信・ユニット間)。考えられる原因と、確認する順番の目安です。
考えられる原因
- CANラインの電源側・アース側への短絡、またはH-L間の短絡
- 1つのユニットの故障でバス全体がダウンしている
- コネクタの水入りによる短絡
- 後付け電装品の不適切な配線
- ハーネスの挟み込み・擦れ
- 終端抵抗の異常
点検・確認すること
- まずDLCでCAN H-L間抵抗を測る(目安 約60Ω)。極端に低ければ短絡、高ければ断線側
- CAN H・CAN Lそれぞれと車体アース間の導通を見て、地絡の有無を確認する
- ユニットを1つずつ切り離しながら抵抗値・通信の復帰を見て、原因ユニットを特定する
- 後付け電装品があれば先に外して確認する
- 水没歴・雨漏り歴を確認し、該当コネクタを重点的に見る
- 切り離し法では、外す順番と戻し忘れに注意する(記録を取りながら進める)
詳しい点検の手引き
同じ系統の故障コード
このページは現場での点検の進め方をまとめた参考情報です。数値や手順は車種・年式で異なるため、作業前に必ず整備要領書・メーカー資料で確認してください。
最終更新: 2026-11-02