ハブ・車輪速センサ点検の手引き
準備するもの、点検の手順、判定の目安、作業時の注意の順にまとめています。
準備するもの
- 診断機(各輪速度データ)
- ジャッキ・リジッドラック
- テスター
点検の手順
- 診断機で走行中の4輪(大型は全輪)の車速データを比較 → 1輪だけ値が飛ぶ/ゼロの輪を特定
- 該当輪をリフトアップし、手で回して異音・ゴリ感、12時-6時方向のガタを確認
- センサを外して先端の鉄粉・損傷、ローター(パルサーリング)の錆・欠け・ひびを目視
- センサ単体の抵抗値測定(マグネット式)またはホイールを回して出力を確認
- ハブベアリングのガタがあれば: 異音(ゴー音)の旋回テストと合わせて交換判断
- ハーネスの取り回し: ストラット沿いの屈曲部の断線(走行中だけ切れる)に注意
判定の目安
- 走行データで他輪と1km/h以上恒常的にズレる輪は異常
- 旋回で音が変わる: 右旋回で消える→左ハブ(荷重側が鳴く)
作業時の注意
- 大型のホイール脱着後は規定トルク締付+増し締め(50〜100km後)を徹底
- アクティブセンサ(2線式)は通電状態での抵抗測定不可。電圧波形で判断
この手引きを使う症状
関連する故障コード
このページは現場での点検の進め方をまとめた参考情報です。数値や手順は車種・年式で異なるため、作業前に必ず整備要領書・メーカー資料で確認してください。
最終更新: 2026-11-02