エアブレーキ系統点検の手引き(大型)
準備するもの、点検の手順、判定の目安、作業時の注意の順にまとめています。
準備するもの
- 石鹸水スプレー
- エアゲージ
- ストップウォッチ
点検の手順
- エンジン始動からエア圧規定値到達までの時間を測定(普段より長ければ供給側か漏れ)
- エンジン停止・ブレーキ未操作でエア圧の自然低下速度を確認(漏れの有無)
- ブレーキ踏込み保持で低下が増えるか確認 → 増えればチャンバー・バルブ系の漏れ
- 石鹸水で配管接続部・タンクドレン・バルブ類を順に確認(泡=漏れ)
- タンクのドレンを抜いて水・オイルの混入を確認 → 多ければエアドライヤカートリッジ交換
- ドライヤのパージ音(プシュー)が正常周期か、ガバナのカットイン/アウト圧を確認
判定の目安
- 自然低下: 10分で約10kPa以内が目安(車種規定値優先)
- ドレンから乳白色の水・オイル多量=ドライヤ寿命またはコンプレッサオイル上がり
作業時の注意
- エア圧が規定未満での走行は絶対不可(ブレーキ効かない)
- チャンバー(スプリングブレーキ)は内部バネが超高張力。分解禁止・Assy交換
この手引きを使う症状
このページは現場での点検の進め方をまとめた参考情報です。数値や手順は車種・年式で異なるため、作業前に必ず整備要領書・メーカー資料で確認してください。
最終更新: 2026-11-02