EGR系統点検の手引き
準備するもの、点検の手順、判定の目安、作業時の注意の順にまとめています。
準備するもの
- 診断機(アクティブテスト)
- ガスケット新品
- カーボン除去剤
- スクレーパー
点検の手順
- 診断機でEGRバルブの「目標開度」と「実開度」を比較(ズレ・張り付きの有無)
- アクティブテストでバルブを全閉⇔全開に動かし、作動音と開度の追従を確認
- 追従しない/異音がする → バルブ取り外し
- バルブ・ポート・EGRクーラー入口のカーボン堆積を点検し清掃(固着が酷ければ交換)
- クーラー詰まりの疑い: 入口と出口の温度差を確認(差が小さい=詰まり)
- 組付け後: 学習値リセット → 暖機して再発確認
判定の目安
- 全閉時に実開度0%に戻るか
- 清掃後も開度ズレが残ればポジションセンサ/モーター不良
作業時の注意
- EGRクーラーは冷却水が通る。外す前に冷却水を抜くか配管をクランプ
- ガスケットは必ず新品に(排気漏れ→誤検出の元)
関連する故障コード
このページは現場での点検の進め方をまとめた参考情報です。数値や手順は車種・年式で異なるため、作業前に必ず整備要領書・メーカー資料で確認してください。
最終更新: 2026-11-02